「こんな夫婦になりたい」が見つからなかった

そもそも私が“福祉”とか“相談員”を目指したことの一つの理由になるのですが、
いつからか疑問が湧き始めた”どうしてお母さんとお父さんは仲良くないの?”ということ。
当時は母親が寂しそうだったり、友達と電話していて泣いていたりする場面が衝撃的だったりして、子どもながらに“どうしよう”と思っていたのですが、
その母の背景には父・そして嫁姑関係があったんだな・・・ということを感じたわけです。
どうしたら“仲良く”なれるんだろう?
そもそも夫婦仲良くいることは可能なのか?
そんなことを思い始めた私は友達に聞きまくるのです。
「ねぇ、お父さんとお母さんは仲いい?」「ケンカしたりする?」「お父さんもお母さんも言いたいこと言えてる?」
「家の親は仲良しだよ」と言う友達も0ではなかったんです。「うん、仲いいと思うよ。一緒にお風呂入ってることもある」という言葉も聞きました。
それなのに私は多数派の「うちの親はどうかな?」「仲良くも悪くもないかな」「この間ケンカしてた」という夫婦不仲な言葉を取り入れ、
「やはり結婚は墓場なんだ」と腹に落とし込んでしまったのでした。
腹に落とし込んでしまった当時は小学生。「結婚は墓場」を自分の中で握りしめていた私の周りからは「こんな夫婦になりたい」と言える夫婦は現れませんでした。